今日は初音ミクの誕生日!
というわけで毎年無理やりにでもDIVAとか使ってやってるわけですが、今年はちょうどいいものがあったのでそれを紹介しようと思います。
中村獅童×初音ミク 超歌舞伎2022
(公式サイト:https://chokabuki.jp/2022theatre/)
はい、ニコニコ超会議ですっかりお馴染みの「超歌舞伎」です。なんと7周年。今年は千葉幕張の超会議に続き、東京・名古屋・京都・福岡でも公演。超会議は行けなかったけど、東京の新橋演舞場での公演に行ってきました(今日じゃないです)。
上の画像はパンフと限定ペンライト(14色)。歌舞伎でペンライトなんて単語が出てくるだけでも面白いのに、今年は例の流行り病で声が出せないからとなんと「大向う」(○○屋!みたいなやつ)を再生できる機能付き。流石すぎる。
ちなみに2019年に超会議での公演に行ったことがあるので、観に行くのは2回目(記事:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/784629.html)。
普通の歌舞伎も高校生の頃に観に行ったことはあるけど、その程度なので説明が間違っていたりしたらごめんなさい。
会場の新橋演舞場。かの有名な「歌舞伎座」から比較的近くで、獅童さんも次は歌舞伎座でと意気込んでた。
ご丁寧にいたるところに「超」が付いており、チケット売り場や売店はもちろん、化粧室(トイレ)にまで付いているのは笑った。流石にないだろうけど、公演終わって外し忘れてたりしたら…なんて。
演目はまず「超歌舞伎のみかた」。中村紫蝶さんと澤村國矢さんによる"超歌舞伎"の説明。それだけ聞くと歌舞伎ということもあってなんか堅苦しそうだがそんなことは一切なく、超歌舞伎が初めてという人はもちろん歌舞伎自体初めてという人でもわかりやすく、かつ面白おかしく説明してくれるので非常に楽しいパート。恰好こそ歌舞伎のものだけどもちろん現代的な言葉で話すし、そもそもお二人がとてもフランク。そのうえ先述した通り「ペンライト」の説明なんかしだすもんだから、歌舞伎とのミスマッチ感がまたとても良き。
続いては「萬代春歌舞伎踊(つきせぬはるかぶきおどり)」。ざっくり言うと盗賊が花見の宴の隙を狙って財宝を奪いにくるが、あっさり返り討ちにあって最後は華やかな総踊りという感じ。短めの演目。
めちゃくちゃ技術の上がったミクさんの踊りや役者さんたちの演技は素晴らしいのだけど、ミクさんいる…?っていうのが正直な感想。ミクさんセリフ一切ないし。まぁ一般的な歌舞伎に近いものも楽しめると考えたらいいのかもしれない。短めで解説無くても話がわかりやすいしね。
休憩をはさんで、最後はメインの「永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)」。史実である「乙巳の変」(※)を題材にした諸作品に、有名と言っても過言ではない初音ミクの曲「初音ミクの消失」(cosMo@暴走P)を組みあわせたオリジナルの新作。
※乙巳(いっし)の変:飛鳥時代645年に中大兄皇子・中臣鎌足らが蘇我入鹿を宮中にて暗殺して蘇我氏(蘇我宗家)を滅ぼした政変。
ここからは超歌舞伎の本領発揮と言ったところで、もうバンバン最新技術を活用。オープニング映像や終盤の相撲のシーン、ミク演じる「苧環姫(おだまきひめ)」と黒幕の戦闘シーン(?)は大迫力(ただオープニング映像は爆音すぎて耳に悪かった)。でもちゃんと古典歌舞伎の型は崩さず、それでいて途中にはペンライトやお笑い的な内容を世界観を崩しすぎずに話に盛り込んでいくのは流石というかなんというか。
先に超会議での初演をニコ生で観ていたのもあって、物語の理解がしやすかったのもあってとても楽しめた。改めて観て「消失」らしい部分も理解できたしね。ぶっちゃけなんの知識もないと話の理解がまず出来ないので、先にパンフの解説を読んでおくのを個人的にオススメする。知識があるなら話のネタバレになるから読まない方がいいと思う。
ちなみに上の画像は、作中に登場して重要な役割を担う「屏風」を模したアクリルスタンド。この屏風リアルで売ってくれん…?
そしてラスト、演目が終わって出演者が勢ぞろいするシーンではなんと座長である獅童さん自らから「写真・動画の撮影OK」とのお言葉が!当然演目中はダメだけど、ここだけはほんとにOK。なんならSNSで拡散してとまで言われる。流石すぎる。画質はお察しください。1階席ならもうちょっとマシだったかなぁ。
そもそもラストはもはやライブ状態だし、まさに歌舞伎を"超"える歌舞伎。獅童さんも言っていたけど、歌舞伎自体元は庶民の娯楽で、その時の流行など最新のものを取り入れていたから、もし江戸時代なんかに現代のCG技術とかあったらきっと取り入れていただろうと。そう考えるとミスマッチ感があるのになんかこうしっくりくるのも納得。
そんなわけで今年のミク誕は「超歌舞伎」でした。歌舞伎はなんか難しそうと忌避せず、来年もやるであろう超会議でのニコ生でもいいから是非1回観て欲しい。そしてチケットはちょっとお高いかもだけど、ペンライト持って(買って)是非現地に行って欲しい。めちゃくちゃ楽しいから。
=これまでのミク誕記事= ※きっかり8/31にやりだしたのは2014年から。
2012年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/781945.html (5周年)
2013年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/782351.html
2014年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/782760.html
2015年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/783140.html
2016年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/783522.html
2017年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/783909.html (10周年)
2018年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/784285.html
2019年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/2294236.html
2020年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/6722917.html
2021年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/10359608.html
そういえば今年で15周年だっけ。ということは、ついに来年はミクさんの年齢である16歳と同じ年数になるということ…!?
では、今日は以上!
明日はポケモン剣盾。しばり組手の為に厳選厳選…うっ。
=お知らせ0=
このブログに初めて来たよーって方は、まずこの記事をどうぞ。色々まとめてあります。
「終花みずきのゲーム日和2nd」色々まとめ
<各シリーズのマイリス>
新作単発動画公開中!(ひじき祭):https://www.nicovideo.jp/watch/sm41003883
投稿5→6周年記念動画「仮想遊戯に捕らわれたゆかりん」公開中!
・第一話:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39289441
・第二話:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39307382
・第三話:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39321476
・第四話:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39368339
・第五話:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39379831
・第六話:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39402778
・最終話:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39409484
というわけで毎年無理やりにでもDIVAとか使ってやってるわけですが、今年はちょうどいいものがあったのでそれを紹介しようと思います。
中村獅童×初音ミク 超歌舞伎2022
(公式サイト:https://chokabuki.jp/2022theatre/)
はい、ニコニコ超会議ですっかりお馴染みの「超歌舞伎」です。なんと7周年。今年は千葉幕張の超会議に続き、東京・名古屋・京都・福岡でも公演。超会議は行けなかったけど、東京の新橋演舞場での公演に行ってきました(今日じゃないです)。
上の画像はパンフと限定ペンライト(14色)。歌舞伎でペンライトなんて単語が出てくるだけでも面白いのに、今年は例の流行り病で声が出せないからとなんと「大向う」(○○屋!みたいなやつ)を再生できる機能付き。流石すぎる。
ちなみに2019年に超会議での公演に行ったことがあるので、観に行くのは2回目(記事:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/784629.html)。
普通の歌舞伎も高校生の頃に観に行ったことはあるけど、その程度なので説明が間違っていたりしたらごめんなさい。
会場の新橋演舞場。かの有名な「歌舞伎座」から比較的近くで、獅童さんも次は歌舞伎座でと意気込んでた。
ご丁寧にいたるところに「超」が付いており、チケット売り場や売店はもちろん、化粧室(トイレ)にまで付いているのは笑った。流石にないだろうけど、公演終わって外し忘れてたりしたら…なんて。
演目はまず「超歌舞伎のみかた」。中村紫蝶さんと澤村國矢さんによる"超歌舞伎"の説明。それだけ聞くと歌舞伎ということもあってなんか堅苦しそうだがそんなことは一切なく、超歌舞伎が初めてという人はもちろん歌舞伎自体初めてという人でもわかりやすく、かつ面白おかしく説明してくれるので非常に楽しいパート。恰好こそ歌舞伎のものだけどもちろん現代的な言葉で話すし、そもそもお二人がとてもフランク。そのうえ先述した通り「ペンライト」の説明なんかしだすもんだから、歌舞伎とのミスマッチ感がまたとても良き。
続いては「萬代春歌舞伎踊(つきせぬはるかぶきおどり)」。ざっくり言うと盗賊が花見の宴の隙を狙って財宝を奪いにくるが、あっさり返り討ちにあって最後は華やかな総踊りという感じ。短めの演目。
めちゃくちゃ技術の上がったミクさんの踊りや役者さんたちの演技は素晴らしいのだけど、ミクさんいる…?っていうのが正直な感想。ミクさんセリフ一切ないし。まぁ一般的な歌舞伎に近いものも楽しめると考えたらいいのかもしれない。短めで解説無くても話がわかりやすいしね。
休憩をはさんで、最後はメインの「永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)」。史実である「乙巳の変」(※)を題材にした諸作品に、有名と言っても過言ではない初音ミクの曲「初音ミクの消失」(cosMo@暴走P)を組みあわせたオリジナルの新作。
※乙巳(いっし)の変:飛鳥時代645年に中大兄皇子・中臣鎌足らが蘇我入鹿を宮中にて暗殺して蘇我氏(蘇我宗家)を滅ぼした政変。
ここからは超歌舞伎の本領発揮と言ったところで、もうバンバン最新技術を活用。オープニング映像や終盤の相撲のシーン、ミク演じる「苧環姫(おだまきひめ)」と黒幕の戦闘シーン(?)は大迫力(ただオープニング映像は爆音すぎて耳に悪かった)。でもちゃんと古典歌舞伎の型は崩さず、それでいて途中にはペンライトやお笑い的な内容を世界観を崩しすぎずに話に盛り込んでいくのは流石というかなんというか。
先に超会議での初演をニコ生で観ていたのもあって、物語の理解がしやすかったのもあってとても楽しめた。改めて観て「消失」らしい部分も理解できたしね。ぶっちゃけなんの知識もないと話の理解がまず出来ないので、先にパンフの解説を読んでおくのを個人的にオススメする。知識があるなら話のネタバレになるから読まない方がいいと思う。
ちなみに上の画像は、作中に登場して重要な役割を担う「屏風」を模したアクリルスタンド。この屏風リアルで売ってくれん…?
そしてラスト、演目が終わって出演者が勢ぞろいするシーンではなんと座長である獅童さん自らから「写真・動画の撮影OK」とのお言葉が!当然演目中はダメだけど、ここだけはほんとにOK。なんならSNSで拡散してとまで言われる。流石すぎる。画質はお察しください。1階席ならもうちょっとマシだったかなぁ。
そもそもラストはもはやライブ状態だし、まさに歌舞伎を"超"える歌舞伎。獅童さんも言っていたけど、歌舞伎自体元は庶民の娯楽で、その時の流行など最新のものを取り入れていたから、もし江戸時代なんかに現代のCG技術とかあったらきっと取り入れていただろうと。そう考えるとミスマッチ感があるのになんかこうしっくりくるのも納得。
そんなわけで今年のミク誕は「超歌舞伎」でした。歌舞伎はなんか難しそうと忌避せず、来年もやるであろう超会議でのニコ生でもいいから是非1回観て欲しい。そしてチケットはちょっとお高いかもだけど、ペンライト持って(買って)是非現地に行って欲しい。めちゃくちゃ楽しいから。
=これまでのミク誕記事= ※きっかり8/31にやりだしたのは2014年から。
2012年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/781945.html (5周年)
2013年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/782351.html
2014年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/782760.html
2015年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/783140.html
2016年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/783522.html
2017年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/783909.html (10周年)
2018年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/784285.html
2019年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/2294236.html
2020年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/6722917.html
2021年:http://blog.livedoor.jp/mizuki_tsuibana/archives/10359608.html
そういえば今年で15周年だっけ。ということは、ついに来年はミクさんの年齢である16歳と同じ年数になるということ…!?
では、今日は以上!
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「終花みずきのゲーム日和2nd」色々まとめ
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※フォローは自己責任でお願いします。
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ニコ動で動画投稿しています。最低でも月1本は投稿予定。
主にボイスロイド実況+茶番を投稿してます。主なゲームは「Minecraft」「PSO2」。
ニコ動で動画投稿しています。最低でも月1本は投稿予定。
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まだまだお見苦しい点は多いと思いますが、良ければ観に来てください!
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新作単発動画公開中!(ひじき祭):https://www.nicovideo.jp/watch/sm41003883
投稿5→6周年記念動画「仮想遊戯に捕らわれたゆかりん」公開中!
・第一話:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39289441
・第二話:https://www.nicovideo.jp/watch/sm39307382
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