今日は界の軌跡
発売日に書いた通りひと段落するまでは記事にしなかったのだけど、先週の金曜日にようやくエンディングを迎えたので、あれこれ感想とかを書いていこうと思います。
※以下、エンディングまでのネタバレを含むので注意※
=ストーリー=
とりあえずやっぱりまずはまさかの「to be continued...」オチってとこ。閃で反省したかと思ったら全然反省してなかった。まぁ終盤っぽくなってきても着地点が全く見えなくて怪しいなとは思っていたけど。
問題なのは黎IIで「to be continued...KURO NO KISEKI FINAL CHAPTER.」って書いておいてこうなったのと、画像の通り「Van's Final Episode.」などと言い出したとこ。なんにも信用ならんな?そしてその文言通り、黎IIに続いて今回"も"ヴァンの魔王やらメアのことやらはほとんど進まず。あれこれやりこみもやりつつでクリアまで約83時間だったのだけど、クリアまであと30時間は増やしていいからちゃんと決着付けてほしかった。内容が内容だし黎IIの時みたいに追加コンテンツで…ってこともなさそうだしなぁ。空3Dリメイクとか東ザナ新作とかいいから続き作ってくれ。
シナリオ自体に関しては、事前に言われていた通りいろいろ明かされたのでそれなりに面白かった。まさかメインビジュアルに載ってた謎の箱が、ある意味黒幕だとは思わんやん。
前々からゼムリアの人々は大陸外を認識できないうんぬんとは言われていたが、まさかそれだけじゃなく約1200年毎にリセットが行われているとは。しかもそれが2万回は繰り返されているっぽい。なぜそんな機能の至宝を女神は作り出したのか…?
ただ色んな組織や立場が入り乱れたせいで、ちょっと全体的に匂わせみたいな言い回しが多かったのは気になったかなぁ。あと最近の作品はいつもそうだけど、強調させる点(傍点)をしょっちゅう使うのもなんとも言えなさがある。
それに折角3主人公いるのに、序章以外は庭園でしか顔を合わせず、それぞれがそれぞれの目的で動いてるのも個人的には微妙だった。創みたいに最終決戦で集まって…ってこともなく。庭園のラストも実質裏解決屋メンバーだけだし。それぞれの話自体は創以前からのキャラと黎からのキャラの絡みもあって面白かったんだけどね。
各ルートもそれぞれ書いておこうかな。
まずはヴァンルート。個人的にはやはり「ヨルダ」のプレイアブル化がめちゃくちゃ嬉しかった。黎IIで登場した時から好きと言っていたけど、プレイアブルはもちろんのことヴァンと2人で夜の
裏解決屋としてもベルガルドが復帰してメンバーが再び勢ぞろい。相変わらず家族みたいな雰囲気でとてもよかった…だけに、終盤のアニエスと結末がほんとつらい。どうしてこうなった。
お次はリィンルート。気付けば主人公を6作(閃I~IV・創・界)やっているとかいう。
シズナとの決着はお預けになってしまったが、ラストでついにユン老師とバトル。ムービーでのバトルは圧巻。やっぱ太刀はかっこいい。
トールズ組はクロウとアルティナが再登場。あとミントも機甲兵の整備のために同行している。コネクトイベントでの学生時代からの付き合いがあるからこその雰囲気が非常に良かった。1回しかなかったが機甲兵でのバトルもリィンとクロウの連携感があって楽しかった(移動に少々癖があって位置調整は大変だったが)。バトル自体もグレンデルと同じ仕組みになっていてやりやすかったし。
最後はケビンルート。ケビンのちゃんとした登場は碧以来、プレイアブルとしては主人公をした空3rd以来という。なお以前と声優が変わっているが、個人的にはだいぶ前の記憶にある声と比べて特に違和感なかったので、すんなり受け入れられた感じ。
そういえばリースが登場しなかったのは以前の二つ名《外法狩り》としての職務をするうえで、リースにも背負わせたくなかったとかなんとか言ってたけど、そこの甘さを色んな人に指摘される形に。軌跡の主人公はどいつもこいつも一人で背負いたがるからなぁ。なお終盤のセリフからリースは副長になっている模様。
あとピクニック隊はずっとケビンに同行。ラピスが新ボディにまだ馴染んでないと支援での参加のみになったのは残念だったが、また賑やかな4人が揃ったうえ、そこにツッコミ役をしやすい人が入ったからコメディ寄りの時がとても面白かった。
そういえばオープニングにあった《星辰の間》らしき場所でケビンがシメオンと戦ったり爆発する中からラピスをお姫様抱っこしたルーファスが飛び降りるみたいなシーンは、本編で一切登場せず。そもそもケビンルートで向かうのはサルバッドと旧クレイユ村だけだし…
=バトル=
難易度はいつも通り初見はフィールド・コマンドともにノーマル。
黎IIを踏襲しつつ、「Z.O.C」や「B.L.T.Z.」といったプレイヤーが有利になる要素が結構増えた。序盤こそ新要素の効果がよくわかっていなかったり、相手の「アンチシャードコマンド」なんかに苦戦したものの、クォーツが揃って慣れてくるとZOCによる連続行動とシャードコマンドの「駆動・硬直時間短縮」系を駆使して相手に手番をなるべく回さずに攻め立てまくるのが安定。黎I・IIと比べるとボス戦なんかは簡単だったまである。初期シャードが4に増えたのも大きい。ぶっちゃけ今回かなり装備の購入をケチったけど、そこまで苦戦しなかった。おかげで終盤お金があり余ったが。
代わりにヴァンのヘイトアップが弱体化したようで、ヘイトアップ+美臭でも完全に引き付けられなくなった。まぁ囮所長しなくても問題ないくらいには他の要素による強化が大きいので、必要ないっちゃない。
グレンデルもかなり強くなって、特にZOC出来ない代わりに1ターン4回行動できるのがめちゃくちゃ強い。黎Iの時は正直その名の通り"枷"レベルだったけど、もはや普通に切り札である。加えてフィールドバトルの新要素「覚醒」によって、庭城や章クライマックスではフィールドでもグレンデル化が可能に。他のキャラの覚醒もだけど、ほぼ無敵状態で大型すらもフィールドでなぎ倒せるのはとても爽快。
=黒の庭城=
創・黎IIに続くやりこみ要素。全9階層で、3階層まではストーリーに必須。以降はサブクエスト扱いでいつでもやれるが、ストーリーを考えるとその都度ちゃんとやった方がいいとは思うが。
今回は各階層それぞれマス目状のマップを進んでいき、最奥のボスを目指す形。今いるマスの前方3マスにしか移動できないので、お金や宝箱を取りに行ったり、戦闘ステージをなるべく避けたりといろいろな道順を辿れる。内容も入る度にランダムで変わるし、1回クリアすればボス直行マスも増えるので、比較的便利で面白いシステム。
難点は各階層の評価ランク。3つのエリアミッションを全てクリアしないとSランクにならないのだが、まず確実に1周では達成しきれないので複数回周回する必要があるのと、内容によっては必要なマス目イベントが発生するかの運もしくはリセマラが必要になる。
それだけならまだいいのだけど、よりにもよってSランクに「SP」が設定されており、私がプレイした感じだと各章評価やロックされた宝箱など他の要素を完璧にこなしても1・2階層でSランクを取ってようやくギリギリAAAになった。Sランクがもうちょっと楽に取れるならともかく…
「グリモワール解読」は恒例になったガチャ。とはいえ回すのに必要なGトークンは結構サクサク貯まるし、確か今作はプレイアブルが24人いるので、装備やクオーツをある程度簡単に集められるのはありがたいところ。特に今回は中盤あたりから出るようになるアクセサリの「○の紋章」系がシンプルに強くてとりあえず雑に装備しておけるのでありがたい。
その他過去作のDLC品(コスチュームなど)とかも手に入るが、超絶闇鍋なので出ないものは本当に出ない。何かを狙うというよりは、とにかく貯まったらひたすら回すしかない。
「エプスタイン工房」はショップや回復、ミニゲームなどなど。階層クリアで手に入るファクトリーポイントを使うことでショップや回復の商品の割引も出来る。特に回復は最終的に無料に出来るので、庭城に入れればどこでも全快+CP200に出来るのは非常に便利。
釣りシミュレータは今回も最終的に最後の1匹以外は全てこれだけで確保可能なので、ストーリー途中に無理に釣り餌へ金を使う必要がないのはありがたい。ただし最後の1匹はリィンルートのサブクエストになるので、リィンルートを終わらせる前には一通り釣っておきたいところ。
チャレンジバトルは結構多彩。意外な相手や組み合わせも出てくるので歯応えもあって楽しかった。
あと「追憶の台座」。各階層で「メメントオーブ」を手に入れると"誰か"の"いつか"の物語が見れる。誰かや場所・年代が明言されている場合もあればそうでない場合もあるが、どれも見ておくと本編をより深く楽しめるはず。
また自由行動時に観れる「コネクトイベント」も、今作はグリモワール解読から出るor工房のショップで購入できる「コネクトピース」を使うことで、その章をクリア後に観られなかったコネクトイベントも観ることができるようになった。なのでこれまでのように周回する必要なく1周で全てを閲覧できる。
結構本編に関わる内容や明かされていなかった秘密が出てきたりもするので、しっかり観ておきたいところ。こちらで見てもコネクトゲージは上昇するので、おそらく映画やプレゼントも駆使すれば1周で全員MAXに出来るんじゃないかな?
庭城ストーリーではまさかの「ノバルティス博士」がメイン。表の事象に関わらない代わりにこちらに付きっ切りで動き、最後には「アイオーン」の新型を出すわ、まさかの正体が判明するわとある意味で大活躍。
更には《盟主》までもが登場。主人公側のメンバーと直接出会うのは初めてだったかな?まぁ今回もメインビジュアルに載ってる割には結局出番はこれくらいなのだが。ただ最後に「回天の果てに――またの邂逅を楽しみにしています」と言っているので、相変わらずこの後に起こることは見据えていそうな感じ。
ひとまずこんなところかな。まとめるとバトルやシステムはかなり快適だしストーリーも面白かったが、いかんせん結末が…ってところ。頼むからせめて1年以内に次を出してくれ。ただでさえ黎II→界で2年待たされてるのに、ここから更に1年以上待たされるのは酷すぎる。一番は黎IIみたいに早い段階で追加ストーリーを出してくれることだけど、内容が内容だからそれじゃ済まないだろうしなぁ。
今後はとりあえずプラチナトロフィー目指しますかね。例によって全アチーブメント獲得があるから頑張らねば。実は序盤の方で映画2本観れるのを失念して、まさかの1本見逃して「全ての映画を鑑賞」のアチーブメント取り損なうとか言うヘマをやらかしまして…(パンフは掘り出し物で揃えられたが)
難易度ナイトメアでクリアもあるし、まずは低難易度にしてサクッと他のアチーブメントやトロフィー取りつつレベル上げて、最後にナイトメアを速攻で進める感じかね。2周目にしちゃうかクリア前のデータを使うかは考え中。低難度+ナイトメアで更に2周するよりは今あるものを使った方が早いかな。周回すると装備やクオーツも付け直さなきゃならなくなるし。
では、今日は以上!
明日はStray。攻撃手段を手に入れたので、ガンガン進んでいこう!
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ニコ動で動画投稿しています。最低でも月1本は投稿予定。
ボイスロイド実況プレイや劇場などを投稿してます。現在は「Minecraft」「PSO2:NGS」のシリーズ。
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まだまだお見苦しい点は多いと思いますが、良ければ観に来てください!
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